夢の記録

夢の記録

昨夜から今朝にかけての夢。やはりわたしはどの夢でも旅先にいた。

ある夢では、わたしは幼馴染とともに街を歩いて昼食を食べに行こうとしていた。彼女が選んだレストランのテラス席に座り、ランチメニューをオーダーした。その日のランチはグレープフルーツタルトのセットとのことだった。

テラス席も店内も広々として居心地のいい店だった。あるテーブルでは、女性客が高い天井から吊られたフックのようなものにバッグをひっかけていて、あれはなかなか便利だなと思った。忙しそうに走りまわっている女性スタッフが「きゅうりのサラダもオーダーしたか」と尋ねにきた。

わたしたちが入った店はまだ空席があったが、向かいのレストランあるいはカフェには行列ができていて、わたしは何がそんなに違うのだろうと思っていた。いずれにしても混雑する空間には行きたくなかったので、自分たちの選択に満足していた。

別の夢には真田広之さんが登場した。彼はインタビューを受けていて、わたしは彼とともに行動していた。写真撮影の際、彼がダークカラーのジャケットの中にきれいにアイロンがけされたストライプ柄のシャツを二枚重ねて着用していたのを覚えている。ふと気づくと、わたしも同じようなストライプ柄のシャツを着ていた。

撮影が終了し、わたしたちはレストランやカフェが並ぶ街の中を歩いた。途中にあったカフェでコーヒーでも飲もうかと話したが、わたしたちはアイスクリームを食べに行くことにした。そうして彼が運転する車に乗って飛ぶように速いスピードで移動した。車から見える景色によると海が近いようだった。

また別の夢では、わたしはがらんとしたとても大きなビルあるいはフラットの最上階にいた。階段を昇って屋上に出ると、そこには森や林のようにたくさんの植物が繁り、せせらぎや池があって、さまざまな動物が動き回っていた。また、たくさんの人がそこでくつろいだり、食べたり飲んだり踊ったりしていた。

周囲には砂丘が広がり、その先には海があるようだった。ところどころに深々と繁った緑も見えていた。空は晴れていて気温もちょうど心地よく、楽園のようなという表現がふさわしい場所だった。

夢の中に出てきた幼馴染みも真田広之さんも、後から思い返すと顔も姿も曖昧ではっきりしない。彼女も彼もあくまでも象徴なのだ。やはり夢は、目覚めた後に脳によって既存の記憶を使って置換/編集されるのだと思う。

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