懐かしい人に会うために再び夢にもどってみた

夢の中でわたしは懐かしい人とともにいた。と言っても顔は思い出せないし、現実にはまるで知らない人だ。しかしその佇まいや気配ははっきり覚えている。すべてがほっそりとした繊細な存在だった。とても居心地のいい夢だったが途中で目が覚めてしまったので、続きを見たいと思い再び眠りに入った。

次の夢ではその人は離れた場所にいることになっていたので、わたしはそこを訪れることにした。そこにはさらに別の懐かしい存在もいるようだった。少し前にも夢に現れた昔のアルバイト仲間と、母がわたしの近くにいて(あるいはわたしに指示を出していて)、行き先と到着予定時間を示してきた。

思っていたよりもずっと早くに到着しそうだったので、わたしはその懐かしい人たちに、メールやメッセージではなく電話で話すことにした。「19時15分にはそこに行くのでぜひ会いたい」と言いたいのだが、あまりに直接的でちょっと気恥しいななどと思っていた気がする。

確か同じ夢だったと思うが、わたしは丘の上の住宅街のようなところを歩いていて、おそらく駅へ向かおうとしていたのだが、階段を降りたらなぜか誰かの家の中に入ってしまった。これはいけないと思い階段を昇って外に出ようとしたが、その家の住人がドアを閉めに来てしまった。

ああ見つかってしまったと思ったわたしは、開き直って、少し道に迷ってしまい階段を降りているうちになぜかこの家の中に入ってしまったと正直に話した。そして、向かいたいところがあるのだが道がよくわからないので助けてくださいとお願いした。