天皇の前で祝詞を上げる依頼を受けたが、電話口からは音楽しか聞こえない夢

夢の中で日本に滞在していて、翌日に何かの式典の中で天皇を前にして特別なプロトコルに則ったスピーチを行うよう依頼されていた。しかし、わたしはスピーチの原稿をまだ受け取っておらず、詳細も聞いていなかったので、依頼主である友人に電話で問い合わせることにした。

電話は繋がったが、電話口からはなぜか交響曲のような音楽が流れるばかりで、彼とは話ができなかった。もう一度電話をしてみたものの、楽曲は違えどやはり音楽が延々と流れてくるだけだった。あきらめて日本を発つ準備をすることにした。わたしはその式典の翌日には日本を離れる予定だった。

贅沢な造りのホテルのような大きな建物の中を歩き、デパートのファッションフロアような空間に辿り着いた。たくさんのカラフルなシルクのスカーフが並んだ店を通り抜けながら、わたしは買いそびれていた服を買いに行こうと思いたった。しかし、目当ての店には店員の姿が見当たらなかった。

書いてみて思い出したが、天皇の前で行うよう依頼されていたのは、スピーチというよりも祝詞のようなものだったかもしれない。とにかく何か特別な言語だった。