余生は愉快に

Facebookによると、2014年の今頃わたしは人生初の海外一人旅でポルトガルを訪れていたようだ。2016年の今日はカリフォルニアにいて、2017年の今頃は南ボヘミアを訪れていた。8年前のわたしには現在のわたしの状況はまったく想像もつかなかっただろうなと、ふとこうして過去を振り返るたびにそう思う。

今回日本で会った友人たちから、人生の前半を本当によくがんばったね、よくやり遂げたねと何度もねぎらわれた。自分自身でもそう思う。よく死なずに生きて、実によくやった。終わりを終わらせに来てそれをやり遂げ、自己を破壊あるいは脱却し、再生・再構築した。

そして、既に始まっているこの人生第二章は余生のようなものだと思っている。しかし、余生こそが本番なので、とにかく愉快に生きるのだ。