夢の中でいつも知らない旅先にいる。眠りにつく前に「今日はあの星へ行こう」と決めているので、眠っている間にその星かあるいは関わりのある何処かへ旅をしているのだと思う。当然ながらそれはまるで未知の世界なので、夢の記憶は地上にある既知の情報や想像できる範囲のイメージで編集されている。
今朝の夢の中でわたしはトルコかあるいは中東のどこかのような場所にいた。やはりわたしは旅の途中で滞在先へ向かっていた。淡いエメラルドグリーンの壁にピンクの装飾が施された建物の中を歩いていたのを覚えている。周囲はたくさんの人で賑わっていて、外にはモスクか寺院のようなものが見えていた。
わたしはホテルの入口またはエレベーターを探して歩いていた。建物はかなり巨大で、広々とした通路には延々とトイレの入口が並んでいた。エレベーターの前でどうやら同行者らしい女性に遭遇した。そして、彼女と同じ滞在先を予約しておけば便利だったなと思っていた。
そして、彼女がずいぶん薄着なことに気づき、そういえばここはかなり温かい場所なのだったと気づいた。わたしはロング丈のコートを着てスーツケースを手にしていた気がする。夏物の服は持ってこなかったけれど、どこかで手に入れられるだろうと思っていた。