ゆらぎの記録

ゆらぎの記録

あらゆる記憶がごちゃ混ぜのままランダムに去来し、時系列が崩壊していく。あれもこれも繋がりのある物語ではなく、ばらばらの断片になっていく。時間の分離も空間の分離も消滅し、すべての断片がひとつのところにある。ここ数日またそういう感覚を味わっている。

このところまたOCDの波が大きくて、必要な仕事以外はできるだけ何もしないよう自分を止めて、ただぼんやりしたり、絵を眺めたり、水晶を見つめながら眠りに落ちては夢を見たりしている。いわゆる鬱期だが、こういう時には自分の内側で目には見えない組み換えやアップデートが起きているのだと思っている。

頭の中が理由もなくもやもやし、胸や腹の中がざわざわして、痛みや強ばり等の身体症状も伴うので不快ではあるが、不快もまた不快のまま、無理に取り払おうとはせず、強迫観念をじっと眺めている。水晶を見つめたり絵を描いたりするのは助けになる。もし楽器を演奏できるならそれもいいだろうなと思う。

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