旅人、マレビト

今回の日本滞在、日本の旅は、とても充実したいい時間だった。会いたかった人たちに会えたし、思わぬ嬉しい交流もあった。美しい眺めにいくつも出逢い、数々の美味しいものを食べ、気に入るものや場所もたくさん見つかった。終始天気にも恵まれて、すべてのタイミングが完璧だった。

今回の旅で実感したのは、わたしはあらゆる意味で旅人なのだということだった。そして、わたしはわたしが会った人々にとってある種のマレビトであり、種を運ぶ者なのだと感じた。

旅人として眺めると、日本は本当にいいところだった。美味しいもの、すてきなものがふんだんにあり、美しい風景と独特な眺めに溢れている。何度か書いたように、まるで映画やアニメ、ゲームの世界に入りこんだかのような気分になることがよくあった。あの非日常的なフィクション感は、日本だからこそ味わえるおもしろさだろう。