嫌なことからはすみやかに離れる技術とやりたいことを見つける努力

突発性難聴を患っているという友人から、会社で社員旅行への参加を強制されそうだというメールが届き、少しでも嫌なことからは速やかに離れる技術を身につける訓練は重要だと返信に書いた。嫌なことを自分に強要して自分自身を損ね続けるループから抜け出すには、自分が変わって自分で動く必要がある。

自分が本当にやりたいこと、本当に満足できることを見つけるのにも、やはり自分で動く必要がある。この「本当にやりたいこと、一生やりつづけたいとすら思えることを見つける」ために能動的に動くのをめんどくさがって避けていると、自分に退屈するし、嫌になるし、自分を損ねるのではないかと思う。

メールの最後には、わたしたちは生きるために働くのであって、働くために生きているわけではないし、嫌なことを我慢して対価を得てもその無理はすべて自分に返ってくるので、自分が本当にやりたいこと満足できることをやるために必要なお金を稼ぐ・働くという方向へシフトする方がいいのではないかと書いた。

本当にやりたいことを見つけてやりつづけるための努力は惜しんで、“それをやっていれば社会的には立場や体裁を保てる”ような本当はやりたくもないことばかりをやっているのは人生本末転倒なので、まずは全力で自分の感覚と本音を認めて、本当にやりたいことを見つけてそれをやるために行動しましょう、という話。