自分を思いの外に置くこと

思いを言葉にするなどというけれど、思いの大半は過去に基づくただのパターンなので、思ったことを反射的に言葉にしつづけている限り自分という機械性からは抜け出せない。

むしろ、そうした機械的な自己の外側にある/外側からやってくる情報を受け取ることが重要で、そのためには自動的に浮かび続ける思いの外に自分を置く必要がある。