扉がたくさん並んだ廊下、いくつもの洗濯機、クローゼットの中に隠された引き出し
12時間以上眠ってまたたくさんの夢を見ていた。最後に見た夢の中でわたしはあちこちにドアがある家に住んでいた。どのドアがどの部屋に繋がっているのかわからないので、ひとつひとつのドアを開けて確認しながら歩いた。一番奥のドアの向こうにはかなり広い部屋があり、洗濯機や洗面台が並んでいた。
他の部屋にもいくつか洗濯機が置いてあったのを覚えている。ある部屋では「この洗濯機はあちらへ移動させた方がいいのではないか」などというようなことも思っていた。
わたしははじめ、そう広くはない部屋で眠っていた。そこにはわたし以外にも3人の人の男性たちがいて、彼らはどうやら泊まりに来た客のようだった。靴箱には3人分の靴が半ば無理やり押し込まれたようにしまってあった。
わたしは着替えようと思いクローゼットの扉を開けた。すると、クローゼット中にもそれまでまったく気づかなかった(あくまでも夢の中の設定として)隠し扉のような引き出しがあり、開くと中からは古い書類が出てきた。