夢の中ではいつも旅をしている
15時間眠ってたくさん夢を見た。ある夢の中ではわたしはまた自転車に乗って軽快なスピードで街を走り回っていた。まるで知らない街並みだったが、ディテールは微妙に異なるものの夢の中ではよく訪れている街だった。その街にはいつも大きなショッピングモールがあり、駐車場には独立した書店がある。
別の夢ではわたしは高低差のある街並みを移動していた。たくさんの車が行き交う坂を下って高架をくぐり、駅ビルのような建物の中へ入った。中には飲食店や土産物屋などが並んでいて、わたしはひとつひとつの店を覗きながら歩いた。やはりまるで知らない場所だったが、思い返すと懐かしい気分になる。
また別の夢ではわたしは大きなスーツケースを持って次の目的地へ向かおうとしていた。かなり大きなホテルに滞在していたようで、ふかふかの絨毯が敷かれた廊下を歩いてエレベーターに乗り込み、チェックアウトのために階下へ移動しながら、自分が何日間そこに滞在していたかを思い返していた。