世界を変えるとは

本当に世界を変えようとする人は政治家になどならないだろう。なぜなら、政治家になるとはより大きな機械の一部になることであり、政治的リーダーになるとは機械の集団が見ている夢の依代になることでしかないからだ。

自らが機械の状態、自己喪失状態にあることを真に自覚し、その状態から脱して、自らが希望そのものになろうとする人は、集団や社会からは離れてなるべく単独でひっそり生きることを選ぶだろう。そうして自分がやるべきこと、自分自身を真に生きることに専念するだろう。

世界を変えるとはそういうことだ。