先日届いた新しい水晶玉でスクライイングをしてみたところ、思っていた以上にすんなりとビジョンを見ることができた。
最初にはっきり見えたのは目だった。こちらをじっと見つめる大きな左目。目の周囲をぐるりと取り囲むように施されたアイラインは、目尻の延長線上まで細く長く描かれていた。
次に見えたのは、濃い色の肌をした短髪の若い男性あるいは少年の顔だった。右目だけでじっとこちらを見つめていた彼は、もしかしたらこの水晶の採掘や研磨に関わった人物だろうか。なぜか彼の左目は見えなかった。彼のことはぜひ絵に描いてみたい。
その次に見えたのは、真正面から見た大きな黒豹の顔だった。両目がぎらぎらと光っていたのが印象的だ。やがてその顔は、スターウォーズに登場するヨーダに似た何者かの顔へと変化した。
そして、顔から直接羽根が生えた熾天使あるいは智天使のようなものも見えた。あれも絵に描きたい。顔の真横から左右に広がる羽根には大きな目がついていた。
スクライイングをした後は、まるで頭が大きくなったかのように感じられる。そして、額のすぐ前にスクリーンがあるような感覚はしばらく続く。訓練を続けるうちに、この感覚の切り替えがより自在にできるようになるのではないかと思っている。
また、スクライングをした後には、瞑想後のような心地よい感覚が残る。エネルギーがリチャージされたような感じで、視覚や聴覚などあらゆる感覚がより鮮やかになる。