我即世界
わたしの経験は、わたしを通して起きた世界の経験であり、わたしの言葉は、わたしを通して表れた世界の言葉である。だから、わたしの身に起きたことは、わたしだけのものではないし、わたしが語った言葉も、わたしだけのものではない。
同じように、誰かの経験もまた、世界に起きたことであると同時にわたしの身に起きたことでもあり、誰かの言葉もまた、世界の言葉であると同時にわたしの言葉でもある。
わたしが目にするどの人も、その人であると同時にわたしでもあり、世界で起きていることは、わたしに起きていることでもある。