思いがけない楽しい交流

旧市街のある場所でピンホール写真を撮ろうとしていたら、向かいから歩いてきた人に、いい光景だから写真を撮ってもいいかと尋ねられた。彼もこの場所で写真を撮りたいのだと思い承諾したところ、彼はわたしの写真を撮りたいのだと言った。考えるよりも先に「いいですよ」と答えていて、わたしはライカを手にしたまま写真におさまってみた。ごく自然な流れだった。

彼はデジタルカメラ、わたしはR型と、タイプは違えどライカのカメラを持つ同士ということから自然と会話が始まり、しばし立ち話をした後、互いのWEBサイトやInstagramアカウントを教えあった。突然の巡りあわせには驚いたが、不思議と話が弾む楽しいひとときだった。