昨日までは頭の右側がじんわり痛んでいたが、今日はそれが左に移った。冬に向けて身体が閉じていくのを実感している。身体(骨盤そして頭蓋骨も)は左右同時には開閉しないため、右と左にずれが生じるのは当たり前で、そのズレがさまざまな不快を生じさせるという、片山洋次郎氏の著書に書かれていたことを思い出す。
片山洋次郎『整体。共鳴から始まる』(ちくま文庫)
— +M (@freakscafe) June 4, 2021
人と人、人と動物、人と植物、人とモノの間にも何らかのつながり、連続性、浸透性を実感することがある。この互いに共鳴し合う作用、あるいは働き合う意思を「気」と呼ぶ。
元気があるなしは、周りの世界とのつながり具合に依存する。 pic.twitter.com/LtHJIERu67
意識が気づいていようといまいと、身体は常にあらゆることに反応し続け、反応するたびにさまざまな部位が動いている。左右のズレにしても、捻じれにしても、緩むことで自然と回復する。
身体を緩めるのが上手だと、悩むことが少ない。緩むのが上手な身体は、一つの反応状態に留まりつづけることなく、すっと経過して、楽な状態へ戻っていくからだ。
なるべくスムースに縮んだり緩んだりできる身体で生きていると、内にも外にも問題は生じなくなる。意識的に体を緩めるのもいいし、活元運動のように身体が動きたいように動くのもいい。