管の身体

管の身体

自分のことが、透明な筒状の管のように感じられることがある。もしかしたら、それが本体なのかもしれない。またはエーテル体としての形状か。龍もミシャクジも筒状の管だ。

この身体も、取り入れ、反応・消化・吸収し、排泄する筒(管)である。やってくるものが流れこみ、流れはひととき響きとなって、やがて排出されていく。筒の状態が響きを変える。体内の状態や腸内環境を整えるのは、この筒を調整することだ。

腸内環境を意識的に整えて排泄をデザインすることと、響く筒としての自分を整えてやがて肉体を去る(排出される)際の道筋を作ることは、ミクロとマクロで共鳴する。

すべて通過点だということ。身体は流れ込んでは排出されていくものの通路であり、地上における形もまたやってきては去っていくものの通路だ。人生そのものも通路であり通過点。体内環境・腸内環境に意識的であることは、やがてこの地上の形から去っていく時の道筋にも影響するのだろう。

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