たくさん夢を見た。
わたしはどの夢でも旅をしていて、いろんな場所でいろんな人に会っていた。
ある夢では、わたしは友人が運転する車で彼の家か仕事場に向かっていた。右側通行なのに途中でなぜか対向車のレーンが間に混ざる箇所があり「どうなってるの、これ?」などと話していた。複数の車線がある大きな道路で、登りの坂道にある交差点だった。
別の夢では、わたしは大きなホテルのロビーのような場所にいた。どうやらわたしは仕事でそこに滞在しているようだった。もう何年も連絡もとっていない昔の友人がいて、久しぶりだねという感じで話をしていた。彼女は以前よりも悩みがなく元気そうに見えた。同じ夢だったと思うが、母と彼女のパートナーとも話した気がする。わたしは自分の仕事について話し、「そのうちどこかで目にするはずだよ」と会社名も伝えていたように思う。母は「へぇぇ」と少し驚いている様子だった。
また別の夢では、わたしは大きなふかふかのベッドの中で休んでいた。知らない場所だったが、わたしとVはそこで暮らしているようだった。Vのクライアントが訪ねてきてベッドの横を通るので、わたしは天蓋のカーテンを閉めた。天蓋にはわたしが長年愛用しているデニムブランドのジーンズが数本かかっていた。
そしてまた別の夢では、わたしは知らない男の部屋に泊まっていた。わたしはやはり移動中で、一時的にそこに身を寄せているようだった。彼の髪は金とも銀ともつかぬ色で、その肌は透き通るほど白かった。数日前に見た夢の中で一緒にいた「別の星から来た人」とは、顔も雰囲気も違っていたが、髪や肌など外見の特徴はよく似ていた。