実存か架空か

随分昔のことをふと思い出しては、実はあれは架空の出来事だったのではないかなどと思う。たとえば、あの人もあの場所も実在ではなく、すべて作り話だったのではないかという気がして、すると、そもそも自分すら架空の存在だったように感じられて、おもしろい。

この感覚はある意味では真実なんだろう。