またコラージュをして遊びたくて、古書店のWEBサイトで古い本をあれこれ選んでいる。プリントしてある自分の写真からも素材を切り取るつもりだ。コラージュを作る最中はもちろんのこと、ただひたすら集中して細部まで切り抜く作業も愉しい。
ピンホール写真はわたしが自分の内側で感じている世界の感触にとても近い。一方、コラージュは夢の中の世界に似ている。肉体を含む地上世界のあらゆる制限から解放されている感じ。過去も未来もあれもこれもすべてがひとつにある。既に今すごく作りたいものがあるのだが、具体的な内容はまったく決まっていない。感覚と手に委ねて作るつもりでいる。